『星天に眠る』

砂の絨毯に腰を下ろして
星降る空を見上げる
ひとつ ひとつ 星を結んで
夜空が語る物語に耳を傾ける

くまの親子が並んで歩き
その傍らに獅子が寝転がる
双子と狩人は川辺で踊り
英雄は 美貌の乙女を見る

輝きの原に 物語が宿る
星の紡ぐ物語に 心が躍る
跳ねた心が 夜空に揺蕩う

優しく光る星景に 静かに目を閉じる
そろそろ眠ろう 星空のベッドで
天の川のせせらぎを 子守唄にして